【アーカイブ】第20回 伝統文化地域アクション研究会
日本の文化政策の方向性、その理想と現実とは？
伝統芸能従事者のための「劇場法入門」

日本の文化政策の方向性とは？その理想と現実は…？
伝統芸能に欠かせない「劇場」。昨今は「国立劇場問題」に関心を寄せている方も多いかと思いますが、そもそも「劇場」の役割を定めた法律があることをご存じでしょうか？
2012年に生まれた「劇場，音楽堂等の活性化に関する法律（通称、劇場法）」は、日本の文化政策の理念や方向性を踏まえ「劇場，音楽堂等」が果たすべき役割を定めた法律です。施行から10余年、演劇や音楽の現場ではこの法律の下、さまざまな新しい取り組みが行われ、劇場と社会の多様な関わり方が生まれています。
この講義では「劇場法」やそれに伴って生まれている取り組みについて理解を深めるとともに、日本の文化政策の理想と現実を正しく掴み、私たち伝統芸能従事者がこれから社会の中で果たすべき役割を考えます。

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